何か本を読んで勉強したい!
こんな方におすすめ
- お金についての知識を勉強したい
- 将来のマネープランを考えたい、不安がある
- 老後のお金について考えたい
・お金とは(お金の基礎知識)
・稼ぐ(給与明細の見方、退職の手続き)
・納める(税金について、確定申告)
・貯める(貯蓄、銀行預金の種類)
・使う(支払い方法、クレジットカード等)
・備える(保険、年金)
・増やす(投資)
この本は、知りたいことを探すことができるお金についての辞書のようなものでした。
「いまさら聞けないお金の超基本」①お金とは
お金は、生きていくために欠かせない「暮らしの道具」です。
お金との付き合い方を知ることで適切に判断し行動する力も高まります。
お金のは主に6つの機能があります。
- 稼ぐ
- 納める
- 貯める
- 使う
- 備える
- 備える
自分のお金について考えていきましょう。
自分のライフプランを立ててみましょう!(ざっくりで良いので)
これからの予定や目標ですね。
夫婦の場合
- 35歳までに子供が2人ほしい
- 住宅は戸建て
- 退職は60歳にしたく老後資金を貯めたい
ライフプランを考えると、将来大きなお金が必要となるものが見えてくると思います。
- 子供の教育資金
- 住宅購入の頭金
- 老後資金
などがありますでしょうか。
「いまさら聞けないお金の超基本」②貯める
お金を貯める目的は主に3つあります。
- 将来の出費に備えるため
- 高額な買い物に備えるため
- 予期せぬ事態(病気や災害)に備えるため
では、いくら必要なのでしょうか。
貯蓄は、無理せずコンスタントに積み重ねていくことが大切です。
平均して手取りの2割を目標に貯めていきましょう。(1割は現役時代の大きな支出のため、もう1割は老後資金)
手取り収入=固定費35%+流動費45%+貯蓄20%
時期によってはなかなか貯められない時期もあるかも...(子供の進学や病気など)
お金のPDCAサイクル
P:ライフプランを立てる
D:働いて、稼ぐ、使う、貯める
C:定期的にチェック
計画通りにたまっているか、預金通帳やWEB明細をチェック
貯められていなければ、原因を探る
A:改善
現状に合わせて、対策を練る。毎月の貯蓄額の増減、予算を下げるなど。無理は禁物。
- 普段使いの給与振込銀行(地方銀行、ゆうちょ銀行、都市銀行)
- 貯めて増やす為の銀行(つみたてNISA(投資信託)、積立定期預金、IDeCo(個人型確定拠出年金))
「いまさら聞けないお金の超基本」③備える
老後に備える
年金について
日本に住む20歳~60歳の人は全員が国民年金保険に入ります。
会社員や公務員は厚生年金にも加入し、年金が上乗せされます。
老後にもらう年金額は現役時代の働き方や個人の積立によって異なります。
老後の毎月の支出は、平均として23~25万です。
それに対して、夫婦二人で毎月受け取る公的年金は19~20万円です。
老後資産の不足を見越して必要な老後資金を備えていきましょう。
貯め方をいくつか紹介します。
- 個人型確定拠出年金(iDeco)
- 財形年金貯蓄
- 積立定期預金
- つみたてNISA
病気やけがに備える
公的医療保険について知りましょう。
それを含めて不足分を民間の医療保険で備えます。
75歳以上になると後期高齢者医療制度に加入することになり負担は1割で良くなります。
入院などで沢山医療費がかかった際には、高額療養費制度があります。
自己負担限度額を超えると適用になりますが、この限度額は収入によって異なります。
高額療養費を受けるためには申請が必要になりますので、
自分でしっかり申請しましょう。
ココがポイント
入院中の食事代、身の回りの雑費、個室の差額ベッド代、先進医療は、公的医療保険の適用外です。
もしものときに備える
病気や事故で亡くなった(もしもの)時のことを考えてみましょう。
もらえるものとして、
- 公的年金からの遺族年金
- 18歳未満のこどもがいれば、遺族基礎年金
- 亡くなった人が会社員なら、遺族厚生年金
があります。
医療費の時と同様に遺族年金では足りない分を貯金や民間の保険で備えましょう。
なるべく安い保険料で必要な死亡保障を確保したいところです。
候補として、「定期保険」「収入保障保険」があります。
定期保険
→10年など期間を決めて加入し、被保険者が死亡すれば死亡保険金を一括でもらえる。何事もなければ、掛け捨てとなる。
更新が出来るが、更新ごとに保険料が上がる
収入保障保険
→期間を決めて加入し、被保険者が死亡すれば保険金を年金形式でもらえる。
保証期間や年金額の設定をしっかり行う必要がある。時間とともに保険金額は減少していく
ココがポイント
まとめ
「いまさら聞けないお金の超基本」は、お金についての基本を広く分かりやすく学べる書籍でした。
一部を紹介させていただきましたが、
更に内容を深く知りたい方、他のカテゴリーも興味がある方はぜひ読んでみてください。
これからの人生についてお金を通して考えるきっかけとなってくれれば嬉しいです。
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