これからの生活を考えたときに、あまりにもお金に無知でした。
せめてもの必要最低限の知識が、学校の勉強と同様に必要だと思いました。
私が、お金の勉強をわかりやすくかつ楽しく学べた書籍を紹介します!
こんな方におすすめ
- お金のことが詳しくわからないから勉強したい
- これからの生活をより豊かにしていきたい
- お金の管理をしていきたいが何をしたらよいか分からない
本当の自由を手に入れる お金の大学 両@リベ大学長
書店でも大変おすすめとされているところが多いかと思います。
お金の勉強本人気No.1といっても過言ではないでしょう。
お金に困らないための力を5つのステップに分け、ステップアップしていく実践的なガイドブックになっています。
ボリューミーですがサクサクと読み進めることができました。
貯める
ポイント
お金を貯めるためには、支出(生活費)を減らすことが最優先です。
つまり毎月支払う固定費を見直すということです。
一度見直せば、その効果は毎月と言わずずっと持続します。
ここでいう固定費とは、通信費、光熱費、保険、家、車、税金のことです。
通信費
毎月のスマホ代を安くするために格安SIMに変えよう。
毎月約5000円の節約になります。
キャリアメールが使えなくなる、LINEのID検索ができない、大手キャリアに比べれば若干通信速度が遅くなることがあるなど
デメリットもありますが、長い目で見ると圧倒的にメリットの方が大きいです!
光熱費
毎月1000円ほどの節約になります。
小さく感じるかもしれませんが、1年で1万円以上を節約することになります。
検索で電力会社のシュミレーションサイトを調べて比較してみるとよいです。
電力会社の乗り換えは、ネットで簡単に乗り換えられます!
保険
保険の役割をまず理解することが大切です。
感情ではなく理性で判断し必要な保険に入りましょう。
保険は、低確率だが、発生すると損失が大きいものに対して備えます。
必要な保険は、3つだけです。
- 掛け捨ての死亡保険
- 火災保険
- 対人、対物無制限の損害保険(車両保険は不要)
国民全員が、社会保険に加入されてます。3つだけの保険で漠然とした不安がある方は、
社会保険について内容を知っておくと安心できます。
日本の社会保険は世界1と言われています。
社会保険は、7つのリスクをカバーしてくれます。
病気・けが、障害、死亡、失業、老後、介護、出産費用です。
それぞれのリスクが発生したときに、何の制度からどのくらいのお金がもらえるのか加味したうえで
足りない部分を保険で賄っていくとよいでしょう。
家
単刀直入に言えば、リセールバリューの高い家を購入できるならマイホームを購入した方がよいです。
堅実に経済的自由をを目指すのであれば、賃貸をお勧めします。
日本は、人口減少・空き家の増加・地価減少と散々な状態に陥っています。
そもそもリセールバリューの高いマイホームを探すこと自体が超高難易度です。
一生に関わる大きな買い物だからこそ、リセールバリューを基準に考え、手放すときのことまでイメージする必要があります。
賃貸に住むメリット
- ライフステージの変化や状況に応じて住居を変えられる
- メンテナンスの必要がない
- ローンの金利や固定資産税がかからない
- 家賃のみで住める
ココに注意
一度見直してみると吉。
またいざ、引っ越しをする際にもできるだけ費用は安く抑えたいですよね。
- 大手の引っ越し業者は使わない
- 大手使用時は、相見積もりをする
- 繁忙期を避ける
- 不用品を自分で処分する
- 作業の時間帯を指定しない
引っ越し費用を安く済ませるためにできることは沢山あります。
車
車も所持しないに越したことはないです。
メンテナンスに約月々6万6千円かかります。
もし、車を無理に所持しなくても生活できるのであれば、公共交通機関を使用、レンタカー、カーシェアをその都度使うなどして
車を持たない生活をした方が確実にお金はかからないでしょう。
しかし、特に地方に住んでいると車を持たない生活はおそらく無理でしょう。(私も無理です)
車を購入するのであれば、家と同様にリセールバリューが出来るだけ高い車を一括で購入することをお勧めします。
税金
会社員の収入源(給与)は、必ず源泉徴収されます。所得税、住民税、社会保険料を徴収された残りが皆さんの資産となります。
所得税や住民税は、稼げば稼ぐほど税率が高くなり多く支払わなければならない仕組みになっています
税率は、累進課税にかかるということがポイントです。
累進課税=給与ー控除
つまり、控除を金額が増えれば増えるほど払う税金は少なるということです。
控除の申請が、あるのに怠るともったいないです。
多くの控除は、年末調整で申告できる控除ですが、自分で確定申告しなければいけない控除もあります。
後者の実用的な控除は3つあります。
- ふるさと納税
- 医療費控除
- 医療費控除
以上3つです。
ココに注意
生命保険料控除、地震保険料控除、住宅ローン控除もありますが、やる割に効果が低い控除として紹介されていました。
稼ぐ
給与所得だけでなく事業所得の2つを伸ばしていけるとベスト!
給与所得とは、いわゆる会社などに勤務して得る収入。
事業所得とは、副業などの個人事業で得る収入。
どちらも高めることで、
安定性×成長性×(確定申告による)節税効果が得られます。
給与所得を増やすには、転職を視野に入れることも考えていきましょう。
事業所得を増やすには、副業を始めていきましょう。
副業の例として、せどり、プログラミング、ウェブデザイン、動画編集、ハンドメイド、アフィリエイトブログ、youtubeなどがあります。
ココに注意
また、いきなり副業を始めることがハードルが高いと感じる人もいるでしょう。
- メルカリやヤフオクで不要な物を売る
- 自分の趣味、スキルをココナラやランサーズで仕事を受注してみる
このような小さな副業からでよいので稼ぐということを実感することが大切です。
増やす
稼ぐ力=労働所得を増やすだけでなく、自分が働かなくても収入が増える資産所得も増やさないと
ずっと働き続けなければいけないことになります。
経済的自由に近づくには、資産所得が必須です。
資産所得とは、資産を働かせること(投資)によって得られる収入です。
- 配当&利子所得
- 不動産所得
があります。
投資をする前に、大前提として生活防衛金を確保することをおすすめします。
会社員であれば生活費の6か月分、自営業であれば1年分最低でも必要です。
ポイント
なぜなら、投資には流動性リスク、信用リスク、価格変動リスクなどリスクがあるからです。
投資は、長期間にわたり投資をすることで、複利の恩恵や収益が安定するといった魅力があります。
普段の生活で、急な出費、トラブルがあったとしても生活防衛金があればひとまず安心です。
さあ準備が出来たところで、投資を始めよう。
初心者のおすすめは、つみたてNISAで投資信託(ファンド)です。
投資信託とは、たくさんの投資家から集めたお金を1つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が変わりに運用、投資する商品のことです。
投資信託が初心者にお勧めな理由は、
- プロが運用してくれる
- 透明性が高い
- 小額から投資できる
- 分散投資でリスクヘッジできる
からです。
また、つみたてNISAは長期投資に向き、ぼったくり商品を除外してくれます。
お勧めのインデックスファンドとは?
結論
S&P500に連動したインデックスファンド(eMAXIS Slim 米国株式 S&P500)
ずばり、アメリカ株に投資をおすすめしています。
その理由は、
- アメリカ株は長い目で見てずっと右肩上がり(日本は上がったり下がったり)
- 人口増加する唯一の先進国
- 世界を変えるイノベーションが生まれる国
- 金融法制がしっかりしていて、株主重視の文化
不動産投資ってどういう仕組みでしょうか。
利益を得る方法は主に2つあり、
- 不動産を買って値上がりしてから売ることで売却益を得る
- 不動産を買って人に住んでもらい、その家賃収入を得る
不動産投資は、
ココがおすすめ
- 銀行からお金を借りられる
- 安定している
- インフレに強い
- 仕組化できる
- 資格が不要
ココがダメ
- 流動性が低い
- 多少手間がかかる
- 投資資金でまとまったお金が必要
- 空室の可能性や価格が下がる可能性がある
メリット、デメリットを踏まえてチャレンジしたいと思った方へ
実践ステップ
- どのジャンルで勝負するか決める
- 成功者に書籍やセミナーで学ぶ
- 自己資金を用意する
- 不動産投資仲間のネットワークを作る
- 不動産投資シュミレーションを理解する
- 投資してみる
不動産投資は、かなりハードルが高いです。しかし、不動産投資は自由への強力なツールであることは間違いない。
守る
守る力とは、貯めた資産を減らさない力ということです。
具体的には、
- 詐欺、ぼったくりに遭う
- 浪費する
- 被災、盗難に遭う
- インフレで削れる
こんなことが起きないように自分の資産は自分で守るようにしていきましょう。
使う
お金を上手に使えるかが、幸せに生きられるかを決める大事な要素となります。
良いお金の使い方として4つ紹介されていました。
寄付、プレゼント
家族や友人へのプレゼントを贈る
慈善団体へ寄付する
豊かな浪費
自分が本当に好きなことにお金を使う
心から応援にしたい会社のサービス・製品を買う
自己投資
新しいスキルを身につける
学校に通いなおす
時間を買う
時短家電の購入する
家事代行サービスを利用する
まとめ
資産形成期は特に「貯める力」「稼ぐ力」「増やす力」を重視
収入や資産が増えるとともに「守る力」「使う力」も意識していく
というイメージです。
5つの力(貯める力、稼ぐ力、増やす力、守る力、使う力)
すべてがバランスよく整ってこそ、人生が豊かになっていきます。
ざっくり説明、紹介させていただきましたが、本書はもっと詳しく分かりやすく書かれていました。
興味のある方は、ぜひ読んでみてください。